NO.001
最初の写真はあるお客様から戴いたものです。1955年夏と記録があります。
なんと50年前の貴重な写真です。前列の左から二番目が先代の小松長久で86歳で亡くなりました。
当時40歳ぐらいで若くはつらつとした感じがします。
若い頃は結構怖かったそうです。
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後列の右から二人目の少年が現在当館の社長です。坊主頭で今の面影は少ないと思います。
当時13歳、この写真を掲載した事は本人には内緒です。
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当時は「岳人小屋 蟹湯」の名称で後ろの建物は引き回して移築し現在は「長久紀念館」として残してあります。
中央のどこかの山岳会の指定看板や左端に見える変形したバケツは山小屋らしさを強く感じさせます。
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NO.002
二枚目の写真は昭和50年頃の建物の写真です。何度も焼き直した物、年代もはっきりしませんが右手前に見える
発電小屋がこの写真が40年代半ばから50年代前半の物であることを表しています。
その後発電所は別の場所に移築になり昭和60年頃に電気が通るまでもう少し上流の位置でした。
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右側の玄関を入ると正面が囲炉裏でさらに右に入ると第二囲炉裏があり中央の旧館、奥に別館、
左に半分見えるのは新館と呼ばれた建物です。新館は二番目に建てられたからで新しくはなく、アサヒラン、
トキソウ、チングルマ、コケモモ、モウセンゴケ、ミズバショウなど部屋に高山植物の名前がついていました。
後々のアルバイトの人たちが覚えられず沢山の笑い話ができました。
焼き直しでなければもっと紅葉の色がわかったのですが・・・。
写真を撮っている位置は手白澤温泉への登り口です。
旧館前には、水車小屋と池がありました。左のワラブキ屋根がわかるでしょうか。
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