- 道の紹介


福島県の国道
R4 R49 R6 R115 R121 R252 R289


福島県全体を見るときはここをクリック

福島県の主要国道と国道沿いの市町村を紹介します。
福島県国道地図 - 福島県全体の国道地図です。

R4 (奥州街道・陸奥街道)
東京都を起点として関東平野を北上、 本県中通りの12市町村を縦貫して仙台市・盛岡市・青森市に至る 古今を通じての東北地方太平洋側内陸地方の重要幹線であり、 国内最長の国道です。 東北の玄関口である 西郷村白河市地区から本県に入り、 経済県都といわれる 郡山市 ・県庁所在地福島市など、 本県の中枢都市を結んでいます。 東北自動車道 とほぼ平行しているため、 県内主要観光地への連絡路としても重要な路線です。 古代以来の歴史の大通りとして、沿線にも史跡も多く、 俳聖芭蕉のたどった『おくのほそ道』はこの道の旧道筋にあたります。 南湖県立自然公園 白河市霞ヶ城県立自然公園 二本松市 も道沿いです。

R4沿いの市町村
福島市 二本松市 郡山市 須賀川市 白河市
伊達郡 国見町 梁川町 伊達町
安達郡 安達町 大玉村 本宮町
岩瀬郡 鏡石町
西白河郡 矢吹町 泉崎村 西郷村

R49 (越後街道)
いわき市平を起点として阿武隈山地を北西に向かって越え、 中通り(県中) 郡山市を経て 猪苗代湖北岸・ 会津若松市へと至り、 西会津町からは阿賀川に 沿って新潟県に入り新潟市まで、 総延長237kmにおよぶ横断国道です。 福島県の3地方( 浜通り中通り(県中)会津地方)、10市町村を一本で結ぶ道として、 観光的にも産業経済的にも、 長い間重要な交通手段としての役割を担ってきました。 阿武隈山地越えの部分で夏井川渓谷県立自然公園(いわき市)・ 阿武隈高原中部県立自然公園(各町村)への進入口を提供し、 磐梯朝日国立公園内となる 会津地区 に入ってからは観光幹線の様相を濃くし、 新潟県へと抜ける阿賀川沿線部は、 只見柳津県立自然公園内を走ります。

R49沿いの市町村
会津若松市 郡山市 いわき市
河沼郡 柳津町 会津坂下町 湯川村 河東町
耶麻郡 西会津町 猪苗代町
石川郡 平田村

R6 (陸前浜街道)
東京を起点に関東平野沿岸部を北上し、 文字どおりの”浜通り”となって本県太平洋岸部の12市町を縦貫。 宮城県に入って岩沼市でR4に合流、仙台市に至ります。 沿線には、いわき市の勿来県立自然公園・磐城海岸県立自然公園、 相馬市の 松川浦県立自然公園 があるのをはじめ、 浜通りに連続する海浜レジャーへの誘導路として、 温暖な気候の中、陽気な気分を運ぶ道となっています。 また中間部の双葉郡富岡町・大熊町では、 原子力発電所地帯への進入口となっているなど、 沿岸部の各種産業を支える最重要路でもあります。

R6沿いの市町村
相馬市 原町市 いわき市
相馬郡 新地町 鹿島町 小高町
双葉郡 浪江町 双葉町 大熊町 富岡町
楢葉町 広野町

R115 (中村街道・相馬街道)
県都福島市を中継点に、浜通り北部の相馬市と磐梯朝 日国立公園・猪苗代町を東西に結ぶ県北の横断国道です。 福島市から東の霊山県立自然公園(霊山町)・松川浦県立 自然公園(相馬市)へ、西の磐梯朝日国立公園の中心部 へと直結する最短コースを提供しています。海の生活と 会津若松や山形県米沢市など内陸部の生活とをつなぐ、 いわゆる”塩の道”としても古来重要な路線でしたが、そ のまま観光路線としても変化に富んだコースをとらせて くれる道となっています。 福島〜猪苗代町間の難所だった吾妻・安達太良山脈越 えの土湯峠は、長い間、冬は雪のため封鎖されていまし た。しかし土湯トンネル開通により1年を通して通行で きるようになり、所要時間も17分短縮されました。磐梯 山周辺のスキー場群も身近になるほど、観光幹線として の利用価値は倍増したと言えそうです。

R115沿いの市町村
福島市 相馬市
伊達郡 霊山町
耶麻郡 猪苗代町

R121 (日光街道)
旧称どおり、会津からは栃木県の日光へ向かう道にあ たります。関東側から「会津街道」とも呼ばれたよう に、関東と会津を結ぶ最短経路として古今の要路となっ ています。R121としては、栃木県今市市から会津若松市 まで、さらに北上して喜多方市をへて山形県米沢市に至 ります。1989年開通した野岩鉄道会津鬼怒川線により、 東京浅草からの直接乗り入れができるようになった鉄道 路線と軌を一にすることもあり、その路線観光があらた めて脚光を浴びている道筋でもあります。 県内部分は、南会津の田島町から北会津の喜多方市ま で7市町村を縦貫。南部の南会津高原、中間部の大川ライ ン(大川羽鳥県立自然公園)・歴史のまち会津若松市、北 部の蔵のまち喜多方市などのポイントをつなぎ、さらに 日光国立公園尾瀬地区や磐梯朝日国立公園など会津地方 各地の多彩な魅力を訪ねる旅の基幹線となっています。

R121沿いの市町村
喜多方市 会津若松市
耶麻郡 塩川町
河沼郡 湯川村 河東町
南会津郡 下郷町 田島町

R252
会津若松市から会津坂下町に入り西へ向かうR49は、 柳津町との境、只見川を渡る手前の坂本地区で川の右岸 に沿って南西方向に向かう国道を送り出します。その国 道R252と只見川は、JR只見線を連れに加えて会津地 方西端の只見町田子倉湖(越後三山只見国定公園)まで、 互いに離れることなく旅して行きます。さらに県境を超 えて新潟県柏崎市まで、R252は続きます。 柳津三島金山只見の4町を貫く本県部分は全線 が只見柳津県立自然公園の領域です。その景観の主役は 只見川ですが、沿線の町々はいずれも次元の伝統的な生 活文化や深い自然を活かした地域おこしがが盛んで、それ ぞれユニークなアイデアを競って単なる観光にとどまら ない楽しみを提供してくれます。雪深い厳しい自然条件 とともに生きる人々の人々のくらしと、温かい人情に触 れる機会も多いはずです。

R252沿いの市町村
会津若松市
河沼郡 湯川村 会津坂下町 柳津町
大沼郡 三島町 金山町
南会津郡 只見町

R289
いわき市勿来から新潟県の弥彦まで、県域南部を北西 に横断して行く、東北地方最南部の横断道路です。古く は越後と会津南部を結び、会津からは甲子峠(日光国立 公園白河甲子高原)を超えて、年々1万頭にものぼる馬 がセリに出された”白河の馬市”へと出る街道でした。 総延長約252km、2市5町4村にわたる県内分は約 193kmに及びますが、未改修部分もあり、横断道路とは 言いながら観光ルートとしての利用は部分的なものにな らざるを得ないのが現状です。「いわき〜白河」間は、勿 来県立立自然公園・奥久慈県立自然公園・南湖県立自然公 園を結ぶコースとして利用価値は高いでしょう。「白河田島」間は甲子峠部分が改修工事のため、白河甲子 高原へのアプローチ専用線。「田島只見」間は、かつて の難所・駒止峠もトンネル化され、会津高原と只見地方 を結ぶルートとして利用価値が高くなっています。只見 から先は、越後山幕越えの難所八十里峠が未改修です。

R289沿いの市町村
いわき市 白河市
東白川郡 鮫川村 塙町 棚倉町
西白河郡 表郷村 西郷村
南会津郡 下郷町 田島町 南郷村 只見町

トップページへ戻る