四万の病気を治すといわれた名湯、四万温泉。
上信越国境の稲包山を源流とする四万川に並ぶ
四季折々の情緒あふれる温泉郷です。
敷地内から湧き出る天然温泉
自 慢といえば、やはり温泉です。
泉質は石膏食塩泉です。無色透明で、とてもなじみ易く、優しい泉質です。 硫黄泉のような、いかにも温泉というような温泉とは、ひと昧違います。 もともと湯治場として始まった四万温泉の湯は、そっと傷口を癒してくれます。 入ればわかる、知る人ぞ知る、さりげなく効く温泉です。 鍾寿館の源泉は、敷地内にあり約60度で自然湧出しています。 源泉湧出地から、お風呂までが至近なので、湧いてすぐの温泉が、新鮮なまま、お風呂に注がれています。 湧出量が豊富で、お風呂へは、掛け流し方式で注ぎ込んでいて濾過や循環は行っておりません。 昔ながらの方法で、「パフォーマンスのある温泉」を大切に守っています。
温泉自慢
水自慢
自然の恵み良質な水
水 も四万の自慢です。 ここの上水道は、日向見川から取水しております。 日向見川は、上越国境の分水領に源を発し、取水地までの間には人里が全くありません。 おいしい水は私たちの誇りです。水質的に美味しい水の指標と照らし合わせてみましても、 全国の名水に勝るとも劣らない「美味しさ」を備えた水であることがわかっております。 この美味しい水を源流としている四万の上水道の水が美味しいことは、きっとお察しいた だけると思います。 お部屋に、お配り致します冷水のポットには、この水をお入れしております。 お風呂上がりの一杯は、とても美味しいですよ。是非お試しください。
新緑
四季折々になす味わい深い風情
自 然環境も自慢のひとつです。 漠然としているので解りにくのですが、例えば季節ごとの風物が豊富で、 春は4月末から5月中旬頃の新緑。気候的にも穏やかで、実は、この時期が最も、お勧めしたい時です。
夏
紅葉
夏 は日中は暑くなりますが、それだけに朝晩のさわやかなことが、いっそう印象的です。
9月になると虫の声を聞きながら夕涼み。この時期の露天風呂は、なかなか風流なものです。 11月初旬までは紅葉の良い時期です。
12 月からは、いよいよ冬になります。
道路事情も気になりますが、お風呂好きな方には、お勧めな時期であります。 のんびりゆっくり、お風呂に入っても、湯上りが、さわやかで、汗ばんだりすることはありません。 澄んだ星空を眺めながら露天風呂に、とっぷり浸かるのは、冬がお勧めです。
自然を感じることに楽しみを見出すことは、とても、おもしろいことです。
なんでも便利な事だけが、いいとは限りません。 不便な中でこそ感じる素敵なこともあります。
例えば電気がなければ星がきれいに見えるし、コンビニが近くになければ、工夫して、まわりにあるものを利用するようになります。 そんな時に発見することや感じることは、あとあとまで記憶に残ります。
旅に出ると、人はいつもより五感が敏感になります。 見て聞いて感じて、素朴な四万の魅力を探してみてください。 すごいものや、びっくりするようなものを探すなら、東京に、かないません。
でも、ここには、都会に無いものが有ります。
雪見風呂